2015年2月24日火曜日

復活するか!?お伺い制度

「お伺い制度復活!」とあるお母さんから発言がありました。何となく権力の匂いがする言葉ですね。怪しいです。しかし、その場にいた全員が、おぉそういうのがあったなと、ピンと来ました。

今日(2/24)の懇談会では討議要綱についての話し合いでした。話のネタふりとして、先日の施政方針で児童館を拡充という言葉があったので、児童館に拡充して欲しい機能は?と尋ねてみたのでした。

桜堤児童館には小学生に大人気の遊びがあります。以前このブログでも紹介した復活ドッヂです。この復活ドッヂをできるホールは通常全年齢(赤ちゃんから大人まで)が使っています。ドッヂをやるためにはホールを占有しないといけないので、そのとき使っているみんなに出て行ってもらわなければいけません。

ではどうするか?館内放送で「今から復活ドッヂをやるのでホールを空けてください」とやるのか?

おそらく職員が考えたんでしょうね。ドッヂをやりたい子どもたちが自ら他の利用者と交渉して空間を確保しないといけないんです。

「すみません、今から僕達復活ドッヂやりたいんですけど、ホールを空けてもらえないでしょうか?」

こんな感じで居座っている大人と交渉するのです。なんてすばらしいお伺いシステムなんでしょう。ここでボソボソっと小さい声だと、わざと聞こえないフリをする大人もいます。尻切れもダメです。「ドッヂやるからどいて」なんて論外です。こんな簡単な仕組みで子どもたちはコミュニケーションの勉強ができるんですね。挨拶の練習にもいいですね。

いつもだいたい上級生のグループが交渉することになっていますが。ときには上級生がいないこともあります。そんなとき、次の年代が交渉デビューします。交渉に成功すると「オレ、やったぜ!」と喜んでいるようです。はじめての交渉♪ドーレミファーソーラシードー…

2015年2月21日土曜日

子どもプラン推進地域協議会を傍聴してきました

2015年2月5日
この日は市が用意した第四次子どもプラン武蔵野(案)に委員が意見を言う日です。子どもプラン(案)には既に昨年11月に募集したパプコメが反映(?)されていました。委員たちには、パブコメにに対する取扱方針と第四次子どもプラン武蔵野(案)が提示されました。パブコメって市民参加のなんらかが一案一案検討処理していくのかと思いきや、行政のほうでやっちゃうんですね。

協議会は、市のページによると下の趣旨で集まっているようです。意見を聴くだけならしょうがないか。

趣旨
市の子ども施策を推進するにあたり、主に以下のことについて、子どもの保護者その他子ども子育て支援に係る当事者の意見を聴く場として、武蔵野市子どもプラン推進地域協議会を設置しています。
  1. 子ども・子育て支援法第77条第1項各号に規定する事務に関する事項。
  2. 子どもプラン武蔵野に関すること

パブコメについては相変わらずのすかしっぷりでした。パブコメは各所でアリバイ作りだの何だの言われてるのでしょうがないですが、やっぱり 呆れてしまいます。採用されているものは意見ではなく、細かな表現の訂正にしか過ぎません。作文のプロセスで言ったら修正ではなくて推敲。はっきり別けないとね。

これまで協議会で使われた資料は市のページにあります。ぜひ読んでください。

それにしても児童館弱い。学童クラブや保育園チームはちょいちょい意見が出ていました。協議会が召集された時点で児童館問題が起こっていなかったからしょうがないですね。

2015年2月20日金曜日

あそぼうよ

あそぼうよ」を知ってますか?吉祥寺西コミセンで毎月第二土曜日に開かれる子ども向けのイベントです。

平成7年、当時63歳だったおばあちゃん(最近はまだおばあちゃんじゃないかな)が、吉祥寺には児童館がないので、町にあふれていた子どものために、子どもの居場所を作ろうってことで、「コミセンで一日児童館活動を始めよう」と始めたイベントです。それから20年続いています。先日、移動児童館(あそぼうよの2月は移動児童館です)があるというので、少しおじゃましてきました。おばあちゃんは元気に働いてましたよ。すごい83歳です。

しかし、83歳のおばあちゃんに子育てイベント任せるのが市の大好きな共助とか地域なのかね。

職員諸君、率先して共助してるかい?

2015年2月18日水曜日

平成27年度施政方針並びに基本的施策


平成27年度施政方針並びに基本的施策が公表されました。

平成26年度では児童館に触れられている部分がありませんでしたが、最近よく話題になっているせいか平成27年度版には載っていました。

「桜堤児童館は、急増している桜堤地区の子どもや子育て家庭に、きめ細やかなサービスを提供するため、機能を拡充した子育て支援施設への転用を図っていく必要があり、そのための準備を進めます。」

修飾詞をはずすと桜堤児童館の未来像は「機能を拡充した子育て支援施設」ということになります。さあ、どんな機能が拡充されるのでしょうか。

・音楽室(スタジオ)
日本初!3Dプリンタなどを配置したメーカースペース(ファブラボ)
・化学実験もできる美術室
・プール
・二階に近隣小規模保育も使える乳児プレイルーム
スクールソーシャルワーカー常駐

現在、第五期長期計画・調整計画のパブコメ募集中です。どんな機能を拡充してほしいか書くのもよいかもしれません。

2015年2月17日火曜日

桜堤児童館ラジオ生中継

2015年2月16日(月) むさしのFMまちなかリポートで桜堤児童館が取り上げられました。児童館の良さが伝わる内容になっていると思います。ではどうぞ。

えー時刻は12時30分をまわりました。まちなかリポート第二弾を行きましょうね。今日は石塚君はね桜堤児童館行ってますよぅ。ねー。午前中はお母さんたちヨガを、それからお昼ご飯という、ね、どんな様子かまた聞いてみましょう。レポーターの石塚君。

はい、レポーターの石塚です。はい、さあ松野さん、この時間はお昼にもなりまして、お母さん方もですね、お弁当を持ってきたりとかして、いっしょにご飯を食べながらちょっとこうお話をしながらというところで、ちょっと今落ち着いた時間になっております。この時間も館長の鎌田さんに少しお話を伺っていきますのでよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

先ほどは一階のイベントの行われるホールですとか図書室のほうちょっとこう紹介して行ったんですけども、あと二階も実はありまして、二階の方はどういった、こう、ものがあるんですか?

はい、あの、お二階なんですけども、一部屋は育成室と申しまして、乳幼児親子さん・保護者の方が使えるお部屋になってます。

朝から、たくさんの、今日は、子どもたちとお母さんもいらっしゃってましたけども、自由にみなさん、こう、来てご利用いただけるんですか?

そうですね。あのー開館の9時半から夕方の5時の間であればどの時間でも自由にご利用いただけます。

じゃ、今日なんかも、あのーヨガがあったわけなんですけども、終わってから二階に上がって利用するっていう方も多いですかね?

そうですね。あとー、今お食事されてる方も、ヨガサークルが終わった後に食事をして、またちょっと遊んでから、おうちに帰るって方もいますね。

一回、こう、おうちに帰ってお昼を食べてからまた午後も遊びにこれるということで、一日館内で遊んでる子どもなんていうのも多いですかね?

そうですね。あのー、ま、お昼寝にお帰りになる、ご家族もいますけども、はい、あのー、もうお昼寝はしないよってお方は、お庭もありますのでね、あのーホールで遊んだり、お二階の育成室で遊んだり、あるいはお外で、ボール遊びや砂場遊びなどする方もいらっしゃいますね。

庭もけっこう広くなってまして、バスケットのゴールがあったりですとか、あのー遊ぶこともできますけども、小学生なんかも学校が終わってから来ることも多いですか?

そうですね。 小学生は放課後、一回うちに帰って、ランドセルを置いて、それから自転車で来るのはOKにしてますので、それできて、人気の遊びは4時からの復活ドッヂボールなんですけど、これを毎日やったりとか、庭でチームわけをして、自分たちで、バスケットをやってみたりとか、ドッヂボールをやってみたりっていう感じの利用が多いですね。

今日なんかも非常に天気がいいので、また午後になって来る子どもたちも多いかなと思うんですけども、そのホールにですね、自分たちで決めたルールなんていうのも書かれてますね。

そうですね。今お話したみたいに毎日復活ドッヂボールってのをやってるんですけど、その遊びをする中で、まぁケンカになってトラブルになって、じゃどうしようかって話し合いをして、自分たちで作り上げてきたマナールールみたいの21ヶ条あるんですけど、それがこう5年間くらい代々守られてまして、それを貼って、結局、遊びがより楽しくするために、こういうのがあるといいよねっていう感じで子どもたちと話し合いながら作ってきたものですね。

自分なんかもそうですけども、 小さい頃、児童館で遊んだりとかして、児童館に来ると他の地域の子どもたちも来ますし、普段会わないような子どもたちもいますけども、そういった子どもたちと、こうほんとうに、あのー小さいうちは、何も考えずに、本当に仲良くなって遊んだりなんかもできますけども、その中でちょっとしたトラブルが子どもたち同士であったりとかもすると思うんですけど、そういったときに、子どもたち自身が考えて、自分たちでどうしたら楽しくできるかっていうのも考えるっていうのも、また家庭とは違う児童館とかそういったところじゃないと考えれないような部分もあるかとは思うんですけど、やっぱり子どもたちもそういった部分は、自分たちでちょっとやっぱり考えますかね。

そうですね。児童館の職員としても、やっぱり大人側からルールを押し付けてしまうんじゃなくて、なぜこれが良くないのかとか、そういうのも子ども自身が考える力はあると思うんですね。なので、そういう子どもたちの意見・話し合いを尊重しながら考え合って、子供同士で考え合って、より遊びが楽しくなれば、楽しいっていうのが一番だと思うので、そのへんも子どもたちは分かってるのでね、そうやって話し合いをして、まぁ、うちの場合は復活ドッヂボールがそういったきっかけになってるというところが一番大きいですね。

さあ、松野さん

はい、ん

児童館なんかは、ほんとに子どもたちが、いろんな子どもたちが、来るわけなんですけど、その中でやっぱりケンカとかもあったりするわけですもんね。その中で自分たちで決めたルールをしっかりと守って楽しく遊べるっていうような空間っていう児童館っていうのは、やっぱり本当に子どもたちも楽しいじゃないかと思いますね。

そうだよねぇ

えぇ

だから、あのぉ体動かしてみんなで遊んだりするのが一番いいからさ

えぇ

ねぇ

なかなか、こう広く場所を取れるところとかも少なくはなってきてるので、こういう本当に児童館のひろーい、ちっちゃい子どもたちにとっては本当に広いホールだと思うんですよね。

今、あれだもん。だって、ほら、コミセンなんか子どもたち来ると、コミセンは行くんだけど、みんなゲーム持ってきて誰だってゲームで遊んでるからね、丸くなってね。

あーそうですね。 みなさん子どもたちゲーム持ってきて遊んでっていうのも、えぇ

あとカード持ってきてカード仕分けたり、そんなことやってるよみんな。でもそこは体動かせるからね。ドッヂボールやったりするんでしょ。

えぇ、もう桜堤児童館のほうは外も走り回って、ちっちゃい子も本当に元気に走り回って、今もですね、ちっちゃい子どもホールのほうでいろいろ走り回って

どんどん走り回ったほうがいいよね

えぇ、おもちゃなんかを持って走り回ったりとかして

だって、もう自分ちにいると通り道が決まっちゃうから、ほんと狭いところね。歩くところ、こっからここまで、ここしか通れないみたいなうちいっぱいあるからね。

やっぱり、うちの中の部屋、部屋とは違う広い空間で開放的に遊べるっていうところは非常に大きいですね。

そうだよね。

えぇ。

あれでしょ、子どもたち同士もけっこう仲良く遊んでるんでしょ。ちっちゃい子もね。

そうですね。子どもたち同士でもここに来て仲良くなって遊んでますよね。

そうですね。あの、学校を越えて、別の学校の子でも遊びを通して友達になる、名前を覚える、っていう姿がありますね。

そうだよな。

あと、お母さん同士もそうですよね。子育てだけをしてて他で会えないような方にちょっと相談なんかしたい人もいると思うんですけども、そういった人が来ていただいて、いっしょに、子どもたちが遊んでる間に、ちょっとこう話したりなんていう、コミュニケーションが取れたりもする場になってますね。

ん。やっぱ、あれなんじゃないの。 お母さんたちも集まって、夕食のおかず相談したりするいい機会でしょ。

みなさんで、お母さん同士で、夕食の、今日何しようみたいな相談なんかも、そういう雑談なんかもやっぱりこう一つ楽しいですよね。お母さんにとっては、そういったちょっと、話をするだけでも、非常に心がまた変わってくるんじゃないかなと思うんですけども、お母さん同士のそういう会話もありますか。

あーもちろんですね。もう、ほんと、なんか、えっと、こんなことがあってもーとか、そういう、あの、お悩み、深刻なお悩みだけじゃなくても、日常会話、の中で、久しぶりに大人と会話した気がする、っていう、ね、小さい赤ちゃんのお母様は、そういう方もいらっしゃいますし、なんかここの児童館に行って、利用したお母さん同士がお友達になって、メールとかラインを通じて、またいっしょに時間を合わせてここで遊ぶとか、そういう方もいらっしゃいますしね。はい。

そうだよね。

また、鎌田さんも6年ぐらいこちらにいるということで、子どもたちの成長も見れるんですよね。

そうですね。1年生だった子どもたちが今6年生ですし、0才だった赤ちゃんが今もう学校に行くっていう、ね、そういう、なんでしょう、成長の経過も見れてすごくうれしいですね。

なんか、こう、やっぱり、自分の子どものようにかわいい感じがしてきますよね、みなさん。

そうですね。もう、あの、毎日来てる子なんかはもう赤ちゃんであってもなついてくれたり、だっこを求めてきたりとかってあるのでね、おばあちゃん的存在でありつつ、ふふふ、近所のおばちゃん的存在でありつつみたいな感じで、はい。

気軽にこれる児童館というのは、非常にやはり貴重ですね。

やっぱ、ときにはね、お母さんでさ、鎌田さんもね、ときには口うるさいおばさんで、ひひひ、ふふふ

やっぱり、大事なところはしかって、でも、先ほど言ったように、子どもたち自身で考えてもらって、えぇ、どうしたらいいのかというのも考えてもらうというところも大事ですよね。

そうだね。今日あれだよ、月曜日だからまた小学校も3時ぐらいで終わるのかな。また、みんな来るんだろうね。この後ね。

そうですね。午後になったらまた小学生とかも遊びに、はい、来ると思いますので、天気もいいですし、また午後になって人も増えてくるかなと思うんですけども、ぜひお近くにお住まいの方も、これまで知らなかったという人も、本当に気軽に来ていただいて、相談なんかもできますので、子どもたちが遊ぶだけじゃなくて、お母さんもちょっとリフレッシュしに児童館に来るというのもいいんじゃないかと思います。

そうですね。

はい。

ありがとうございました。

はい、鎌田さん今日はありがとうございました。

ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

はい、石塚が桜堤児童館からお伝えしました。

2015年2月11日水曜日

内弟子か?通信教育か?

じゅげむじゅげむごこうのすりきれ…

平成26年10月、「第2期小学生の放課後施策推進協議会 報告書」という文書が発行されました。要はあそべえと学童クラブの運営を一体化した後の施設「新しい子ども施設」の解説です。たまに「新しい…」という名称がありますが、古くなったらどうするんだろう?とういのはおいといて、ここでは小学生はどうあるべきかというある種理想像を作ってそのための放課後施策を探っています。結果として下のような施設を目指すようです。

理想的な放課後の居場所は、以下のような点を兼ね備えた施設である。
(1)子どもたちが、思い切り遊べ、ほっと安心できる安全な場
(2)遊びの中で、子どもの成長を支える場、体力向上ができる場、情緒の安定が図られる場
(3)地域も含めた大人の見守りの中で、子どもの変化を感じ取り、必要な相談や支援(ケア)を行う場
(4)自分で判断し、自分で責任が取れる自由な場(役割を負って活動できる。大人は子どもを信頼し見守る。ただし、低学年の児童には、成長に見合った必要な声掛けを行う。)
(5)選択できる居場所、保護者の就労によらない同じ成長期にある子どもの居場所、保護者が昼間家庭にいない子どもも居場所と思える場
(6)学校と家庭の中間に位置するクッション的な場、学年を超えた交流ができる場
(7)他の子どもや地域との繋がりのきっかけとなる場、地域や関係機関との連携を促進する場

どこかでこんな施設を見たことがないだろうか?なんか児童館っぽいですねよ。まさに児童館の一部、児童館の機能限定版です。特に(3)の見守りは私が桜堤児童館機能の中で得意な部分の一つではないかと思っているところです。ここでは子どものネガティブな面にのみ注目していますが、桜堤児童館では○○ができるようになったとかポジティブな部分も看ています。

(6)については学校と家庭の中間に位置するのではなくて、学校でも家庭でもない第三の位置にした方がいいと思います。 学校内の設備のみで居場所を作らないといけないからそう書くしかないのかな。そういう意味では妥協、学校内の設備のみという条件からは制限、があるので決して理想的とは言いがたいです。

話は変わって、児童館の関わりあい方です。この報告書では「児童館で担ってきた遊びの提供や専門的な相談支援」と二つの点を挙げています。一点目の遊びについては、おのおの機嫌よやってくれればよしで、二点目の相談支援が難しい。上の囲みにもありますが、単なる相談するだけではなく子どもの変化を感じ取らないといけません。それは理論かもしれないし、はたまた経験に基づく感なのかもしれません。それを伝授するために巡回員をおくとのことですが、どれだけ伝授できるでしょうか。

弟子入りするのによいお師匠さんがいるのにもったいない。

2015年2月10日火曜日

チラシを配布しました

去る2月8日、児童館主催の演劇フェスティバルでチラシを配布しました。雨の中、たくさんの方がお手伝いしてくれました。 ありがとうございました。また、受け取っていただいた方、傘も持っていたのにご迷惑をおかけしました。当日挨拶にきていた市長も読んでいてくれたらいいなと思います。

チラシ作りは杉並の児童館を守る会のを参考にさせていただきました。

チラシにも記載していますが、懇談会があります。分からないことや、今後の子育て施設に希望することなど、いろいろ話し合いましょう。

2/11 13:00-16:00 八幡町コミセン 和室さくら
2/12 10:00-12:00 西部コミセン 2F 和室
2/13 9:30-12:30 八幡町コミセン 和室さくら

いずれも出入り自由です。


市議会・全員協議会を傍聴してきました

2015年2月9日
市議会・全員協議会を傍聴してきました。テーマは「武蔵野市第五期長期計画・調整計画討議要綱について」です。朝9時半から夜の9時までやります。が、15時ごろに不審者情報メールが入って急遽子どもの安否確認のために桜堤に戻ることになってしまいました。複数の議員から児童館に関する意見が出され、策定委員会委員長からは「今後議論の俎上に載せたい」という旨の発言があったようです。残りの6時間に何が話されたのか気になる。あー気になる。早く速報版を読みたいです。

議員のみなさま児童館のことを考えていただきありがとうございます。

これで策定委員会でも議論することになりそうです。みなさんパブコメを書きましょう。締め切りは2月27日です。

2015年2月5日木曜日

だって書いてあるんだもん

この記事が最後になればいいんだけど、またまた平成26年11月13日に開かれた文教委員会の会議録からの抽出です。二人の委員からの質問に対して市はこのように回答しています。

委員H:
「なぜその児童館を、では廃止しなければいけないのか」

子ども家庭部長:
「五長のほうで0123施設化を目指すという方向性が市の方針として出ている」

委員K:
「何ゆえに廃止をしなくてはいけないのか、よくわからない。」

子ども家庭部長:
「児童館を転用するということにつきましては、これは長期計画で決定された事項だ」

二人の委員はそれぞれ、廃止へのメカニズムだとか理屈だとかを説明してくれと言ってるんであって、書いてある場所を教えてくれと尋ねてるんじゃないと思います。回答するなら、たとえば建物の老朽化だとか、利用者がいなくなったとか、本来の目的を達成できないとか、データ付きでそういうものを説明するんじゃないでしょうか。それとも、私の国語力が無さ過ぎるのかな?

児童館での説明会でもこんな回答があったような気がします。「みなさんの代表が作った長期計画に書いてあるんですよ」みたいなことも言われたような気がします。そのときの記録を持っていないので正確ではありませんが。

2015年2月4日水曜日

テンミリオンハウスあおばはいずこへ

またまた平成26年11月13日に開かれた文教委員会の会議録からの抜粋です。

「特定非営利法人 保育サービスひまわりママ」が運営していた子育て施設「テンミリオンハウスあおば」が建物の老朽化による耐震性の問題により閉館することになりました。テンミリオンハウス事業は、市が補助金と活動拠点となる施設の無償提供により支援することでなりたっていました。その施設を提供できなくなった負い目か、次の事業所について市が気を使っているようです。こんな質疑応答がありました。

委員:
「今までこの運営に当たっていたNPO法人ですか、こちらの意見、この閉館に関して、これと、あと利用者の意見というのはどういうものだったのか。閉館に関してどのような声が寄せられたのか、もう一度詳しく教えていただきたいと思います。それから、その運営事業者も今後、閉館後にどのような事業を展開されていく予定なのか、もしわかればお願いいたします。」

子ども育成課長:
「今回あおばにつきましては、次の事業所というか、この事業をやっているところが継続してできるめどが立ったということもありまして、そこの部分については、ではどのように閉めるかというような形での話し合いを続けてきたということでございます。」

「あおばは、4月からはまた別の事業所で同じ事業をできるめどが立ったので、この子育て事業を平成27年3月末まで行って、今年度一杯で閉館する」とういことが分かります。

もう二月に入りましたが、そんな話は噂レベルでも聞こえてきません。どこでやるんでしょう、やっぱり吉祥寺方面なのかな。ひまわりママさんに聞いてみようかな。

2015年2月3日火曜日

武蔵野市子ども家庭部にとっての児童館

武蔵野市の担当職員は、年齢で輪切りにして各受け皿施設を用意しただけで、児童館機能を引き継げたと言いいます。平成26年11月13日に開かれた文教委員会の会議録を読みますと、なぜそう言い切れるのかが分かったような気がします。子ども家庭部長は次のように発言しています。

児童館とは何かというところになりますと、児童館は全児童対策、18歳未満の全児童を対象とした遊びの空間であるというふうに思っています。もちろんその中には保護者の方々への支援ということも含まれてございますけれども

そのしばらく後に児童青少年課長が次のようにも話しているので、文面では知っているようです。内容を理解しているかどうかは不明です。

児童館につきましては、児童福祉法にうたわれております児童厚生施設の位置づけでございます。この児童厚生施設というものは、児童遊園、児童館等、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする施設

つまり、前者は「遊びの空間」、後者は「健康の増進と情操を豊かにする施設」という意味です。その施設も目的は、前者は「遊び」、後者は「健康の増進と情操を豊かにすること」ということになります。まったく異なる認識です。後者の場合、遊びは目的のための手段でしかありません。むろん子どもたちはこんなこと知りもしないで楽しく遊んでるだけです。しかし、それを続けることによって自然と優しさや挑戦心や役割などを身に付けていくということです。

市は、少なくとも子ども家庭部長は、児童館を誤った認識で運営していたことになります。そりゃ、児童館を年齢で輪切りにしても機能は保たれると勘違いするはずです。

現状の桜堤児童館は、現場職員の意識で市の期待以上の働きをしていますが、これが配置換えとなって、市と同様に遊び場を提供すればいいんでしょ的な意識の職員になったとき……たまり場になったり、暴れる子も出てくるかもしれません。そんなところに小さい子なんて連れて行けないし。需要もなくなって、あっさり廃止となりそうです。市にはそうならないように、児童館の認識を常に正しく持って、いつもの魅力ある児童館を維持してもらえたらと思います。

という私もこの半年前まで、児童館は単なる遊び場だと思っていました。

2015年2月2日月曜日

児童館廃止の説明があった文教委員会 会議録 (平成26年11月13日)

題名の議事録が全文公開されていたのでその児童館に関する部分だけを抜粋してみました。すごい量なので読むのが大変かもしれませんが、がんばって読んでみてください。でも、一番大変なのは量じゃなくて回答の日本語がゴニョゴニョ。本当にこんな質疑応答があるんでしょうか。文字になる段階で変になってるのかな。

しゃべるほど いつかはばれる にまいじた」という記事にも書きましたが、突っ込みどころが多々あります。ミスリードや事実と意見の混同など初歩的なものなど。質問の回答になっていないこともあります。

2015年2月1日日曜日

児童館について教わってきました

先日、武蔵野市の西部地区以外の人と話し合う機会がありました。児童館の話だけでなく、スクールケースワーカー、あそべえ、コミセンでの子どもの対応などさまざまです。親にも先生にも話せず、頼れる身近な人がとうとういなくなって、追い詰められた子が電話で相談できるサービスの話もありました。ここまで追い詰められる子どもがいることにもびっくりです。たしかにラジオでもこんな番組あります。

児童館については桜堤の話をある程度話せました。逆にこの話し合いでいろいろ教えてもらいました。その昔にも児童館を作ろうという運動があったこと、武蔵野市以外の児童館の話、ケースワーカーともリンクしている話。どこどこの児童館では、中学生は二階を利用してて階段を上がるときに必ず小さい子のところを通らないといけないという話では、動線にも工夫があって賢いなと思いました。小さい子の前ではいい人になりますからね。小さい子といえば、こんな記事を見つけました。

朝日新聞デジタル「児童館、地域学ぶ場 中標津」では、赤ちゃんと中学生の「ふれあい交流会」というのがあるそうです。この記事は絶対読んだほうがいいです。子どもとお年寄りの交流「たがやし隊」というのもいいですね。

あるコミセンでは中学生がたむろして、寝そべったり、タンを吐くという話がありました。そのコミセンでは地域で育てる目的で、警察にも学校にも通報せず、声掛けし看守り続けたそうです。未だにいるんですね、金八先生か?中標津とはえらい違いですね。受験勉強で忙しくさせてこうなるのを防いだところで、根本はなにも変わりません。

異年齢が交流することで、気遣い、思いやり、リーダーシップ、協調、自分の存在価値、あこがれ、チャレンジ精神、こういうのを何というのか知りませんが、自然にこういうことが成長できます。0歳~中学生までが同じ場所で混在する価値を再確認しました。

児童館があることで、少しは問題の発生を減らせるかもしれません。

P.S. たくさん応援の声とお知恵をいただきました